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【2016年のきろく】 ことばときぼう 11月20日

〈記録〉
講師:西川勝、上田假奈代
場所:三徳寮 談話室
参加人数:23人

今日は西川さんが「何を思って今日ここにきたのか」を聞きだす。つぎに「どんなことばに希望を感じたか・うしなったか」など、ゆっくりと質問をかさねていく。会場のなかからとつとつとじぶんはこう思ってきた、とか、こんなことを考えている、という話になる。人間はひとりでは生きていけない。人とともに生きる。そのとき、ことばというものが縁(よすが)になる、と西川さん。じぶんひとりだけではしあわせになれない。人との関係のなかにしあわせがあり、そうしたなかにことばがすみつく。「啐琢の機(そつたくのき)」は発する側と受け取る側の両方のタイミングがあったことをさすことばで、それはコントロールできない、という話。ことばとは、時間のはるかなたに戻ったり、飛んでいったりする反面、人をしばるものでもある。ことばについて、とても深い対話の時間となった。最後に感想用紙に俳句(的なもの)をかいて、発表しておわる。

人は、じぶんの人生で自分らしい言葉を話して生きている。●ああ言葉 逆さに読めば ばとこああ ●言葉というものの無力さを感じる経験はありましたが、それ以上に実りになることを知りました●言の葉の落ちて実りの土となる ●ひさしぶりに生声をきくことができて、つまっていたものが落ちていく心地よさを覚えています。されど、この文章を書きながらも今夜の食事に悩みます。●朝参り 道まちがえて 坂の上 ●みなさんの言葉ひとつひとつがすべてオリジナリティのあるものに感じました。途中でひとりのひとが言っていたことばに、じぶんの言葉とはなんだろうと?ということがすこし見えた気がしました●「浮いている」そういう人に僕はなりたい●おもいのほか、自分には荷が重いテーマで楽しめなかった●名句を と 焦る気持ちに息詰まる ●「言葉(ことのは)はもろはのつるぎ こわかった ●三徳寮 何か得た ことばときぼう」●ゆれ動き 言葉も思いも定まらず ●希望という名の電車の一駅目 ●少なく望む希望という思い ●「言葉」とは その人の歩んだ 人生の縮図 ●人を見て 世をみれば みたされない これも はいくになる ●秋ふかし こころにひびく 真の闇 ●人をして 信じぬ信じる だいじょうぶ ●しげる陽の 啐琢の機の愛の音 まだみぬ名前 声にこたえる ●私の時間 みんなの時間 希望の時 ● 一時帰国 いまここにいる 私の不思議 ●伝えよう そのひとことが みちしるべ ●言葉から 希望の生まれることもあり ●良き出会い ありがとうございました

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2017.07.04 | | コメント(0) | 未分類

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kamagei

Author:kamagei
2012年スタート。NPO法人「こえとことばとこころの部屋(ココルーム)」が運営する。大阪市西成区の釜ヶ崎のさまざまな施設を会場とし、書道、芸術、表現、詩、天文学などの講義やワークショップを行う。ここでは教える側も教えられる側もお互いに学びあう喜びを知り、生きる力とすることに主眼がおかれている。日雇い労働者のまち(寄せ場)の歴史を持つ釜ヶ崎で学ぶことは、日本の近代化の裏で忘れられてきたことや、忘れさられた人生を生きてきた人に出会うことでもある。高齢化がすすむ地域に根ざしながら、すべての人々に門戸が開かれている。
展覧会:台湾「逆棲」( 2013年、2014年)、「ヨコハマトリエンナーレ2014」 、アーツ前橋「表現の森」(2016年)、静岡大阪信ことば館「釜芸がやって来た!」(2017年)。
成果発表会:「釜ヶ崎オ!ペラ」。イギリスのストリートワイズ・オペラ、インドネシアのアーティスト、タイのアーツマネージャーなどの協働も。
書籍:釜ヶ崎で表現の場をつくる喫茶店ココルーム(フィルムアート社)
2015年から大学院・美学学会、発足。「じぶんのことばで美を語る、釜ヶ崎から美を語る」をテーマに旅や研究会を行う。
2016年4月、ココルームは釜ヶ崎に「ゲストハウスとカフェと庭 ココルーム」を開き、であいの場を紡いでいる。

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